東北の夏祭りを巡る一人旅、4日目。
この日の一番の目的は、五所川原の立佞武多(たちねぷた)を観ること。
高さ20メートルを超えるという、立佞武多を一目見たかった。
お祭りが始まるのは夕方だから、それまで半日ほど時間があった。
本当はこの日、奥入瀬渓流に行くつもりでいた。
5月に訪れたとき、とても綺麗な場所だったから、また訪れたいと思っていた。
5月に訪れたときの奥入瀬の記事はこちら。
正直、前日までは奥入瀬に行くつもりだった。
でも、ふと地図を見たとき、とても遠回りになることに気づいた。
あえてここで往復3時間もかけて、奥入瀬に行くか別な場所に行くか。
どんな経緯だったかは正確には覚えていないけれど、別な候補地を調べているとき岩木山が近いということに気づいた。
そして、その麓に岩木山神社があると知った。
5月に東北を訪れたときから、強く気になっていた場所。
東北を車で走ると、圧倒的な山の存在感に驚かされる。
岩木山もその一つ。
少し迷って、この日の行き先を岩木山神社と岩木山に変更した。
本来の旅の目的地にはなかった場所。
たまに思いつきで行き先を決めることがある。直感に従うともいえる。
結果、この選択が大正解だった。
特に意識して神社巡りをしているわけではないけれど、神社に行くことがたまにある。
そして、気のいい場所だと感じるところがある。
岩木山神社は、まさにそんな場所だった。
早朝の岩木山神社。
霧に包まれた岩木山神社は、神秘的な雰囲気だった。
鳥居の前に立った瞬間、すごい場所に来てしまったと感じた。
ゾクゾクするような空間。
霧があったおかげかもしれないけれど、なんとも言えない雰囲気を放っていた。
早朝のため、人はほとんどいなかった。
【本殿へと通じる参道】
【巨大な赤い山門】
【しめ縄】
【神社の裏の森】
【白雲大龍神を祀るお社】
【変わった狛犬①】
【変わった狛犬②】
【巨大な切株】
【本殿】
いつもいつもとは限らないけれど、直感が当たることがある。
もしこの日、奥入瀬に行っていたらこの場所とは出逢えなかった。
きっとどちらが正解ということはないのだろう。
それでもこの日はこの場所に来れて良かったと心から思えた。
そして、次の目的地、岩木山へ。
津軽岩木スカイライン、ロープウェイを経由し、岩木山九合目までついた。
ここから岩木山山頂まで往復1時間ちょっとのコース。
天候に恵まれ、非常に気持ちのいい景色が広がっていた。
【頂上へと続く道】
【登山道の景色①】
【登山道の景色②】
【山頂の景色】
【山頂】
いつか登りたいと思っていた山。岩木山。
意図せず、思い描いていたものが一つ叶った。
朝一で岩木山神社へ。そして岩木山へ。
どちらも天候に助けられ、素晴らしい景色と出会うことができた。
本来の意図したコースではなかったけれど、結果的に今回の旅の大きな収穫の一つとなった。
思いつきでちょっと寄り道したおかげで、また一つ心に残る場所が増えた。
好きな場所が増えるたび、また行きたいと思える土地が増えてくる。
岩木山神社と岩木山を訪れ、また少し東北が好きになった。
東北の旅で撮ったたくさんの写真をどう表現しようかと思い、ブログに書いてみました。
少しいつもより多めに載せてみました。
そろそろねぶたの写真も載せていきたいなと思います。
先に立佞武多の写真を1枚だけ載せます。
圧巻の大きさです。残りは整理してまた載せます。
では。
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